香港deシュタイナー育児

香港でシュタイナー教育、森のようちえん、自然育児などを気ままに取り入れつつのんびり育児。そんな日々を綴っています。

自然は癒し

最近のニュースをネガティブなものは黒に、素敵なものはピンクに塗るとするなら、今、私たちが生きる世界は真っ黒に塗りつぶされている気がします。

私の周りでも、その黒いものが、程度の差こそあれ、子供たちの心に影を落としているのを感じざるを得ません。特に香港の子供たちにとっては小さな心をかき乱された一年だったように思います。

そんな時、自然に触れることは子供たちの心を癒す大きな力になってくれます。もし外に出れない時は花や葉っぱを飾ってみるとか、ほんのささいなことで子供たちの心をふわっとときほぐしてくれます。

ちょっと前に、ベッド脇においたガラスのランプシェードを息子がかかと落としで割ってしまいました。寝相が悪いのは親譲りで何も言えず・・・。

なので、お張り子で新しいランプシェードを作り、うちの畑で摘んだバタフライピーの花やいろんな葉っぱを押し花にして、一緒に張り付けてみました。

DSC_3022.jpg


部屋だけでなく、この柔らかな光はいろんなものを照らしてくれているようで、私と息子のお気に入りになりました。


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[ 2020/08/19 23:38 ] 手仕事 | TB(0) | CM(0)

農業の大変さ

数年ぶりに香港で過ごす8月。湿気に慣れてしまえば、むしろ日本より過ごしよい気もします。

とはいえ、この時期の畑仕事はなかなか大変です。息子に行きたくないと愚痴をこぼされ、内心、「だよねー、やめとく?」のひと言をごくりと飲み込み、「No work, No food」と引きずりだしております。でも畑への山道を歩き始めると、爽快感で会話も弾んできます。

先日、ちょっとした事件がありました。

手塩にかけて育てていた野菜をなんと、イノシシに食べられてしまいました。今年は長雨とそのあとの猛暑で野菜の生育がよくなく、気を落としていた後の出来事で凹みました。

唯一の生き残りがこのオクラとバタフライピー。

DSC_2943.jpg


英語でLady’s finger(婦人の指)と呼ばれるオクラですが、うちのはちょっと目を離すと大工の棟梁のやつくらいに育っちゃいます。

やればやるほど農業の大変さが身に染みてわかってきます。お店で簡単に手に入れてる野菜一つ一つに今は感謝せずにいられません。

ちなみにハイビスカスと同じ種類のオクラの花言葉は「恋で身が細る」だそう。うちのごんぶとなオクラを見るたびに「どこがー?」とツッコんでます(笑)


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[ 2020/08/16 00:41 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

14度目の夏

少し前になりますが、クラスメイトのお友達と一緒にビーチに行ってきました。

プライベートビーチですが、そこまでの道のりというのが、文字通りの「けものみち」で、子供の背丈より高い草をかきわけ突き進む、まさにジャングル探検といった感じで。

子供たちは怯むかと思いきや、楽し気にずんずん進んでいきます。その姿が、踏まれても踏まれてもぐんぐんとたくましく伸びる雑草と重なって、彼らの溢れる生命力が輝いて見えました。

汗だくで到着すると、疲れを忘れるほどの美しい海が出迎えてくれ、そのままみんなでダイブ!子供と思いっきり遊ぶと、頭と心の中のもやもやなんて吹っ飛びます。

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世の中にはやまぬ嵐が吹き荒れていますが、しっかりアンカーをおろして、あちらこちらに流されないようにしたいと思っています。

14回目の香港の夏空には、これぞ「空色」な青の中に、真っ白な入道雲がその存在感を放っています。


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[ 2020/08/06 00:50 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)